「スポーツがある人生の楽しさ」を






 エ ー ル イ ン タ ビ ュ ー : 新日鐵住金 東北支店 支店長 / 友情ネットプロジェクト 実行委員長

被災地の子供達への取組みが、大人達への力にもなった。正直、想定外のことだった。

内藤 2013年の9月からいよいよ巡回指導がスタートしました。プロジェクトが実際に始動して、どのようにお感じになりましたか。
 
宮崎 第一期目で、思いを強くしたことがあります。
それは、私たちの友情ネットプロジェクトの活動は、日本の未来を作る子供たちを支援することを目的に始めたのですが、結果として、学校の顧問をはじめとした先生方や、バレーボールの指導者、そしてご家族の皆さんをも元気にし、大人の皆さんも他校、他のエリアの関係者の皆さんとの友情の輪が広がったと言うことです。
正直、想定外のことでした。そして、大人たちが元気になると、やっぱり、子供たちが元気になるんです。とても当たり前な事で、そして大切なことに気づかされました。
 

内藤 そうですね、確かに。
深い傷が癒えないなかでも、子供達の表情が明るくなれば、大人の方達の励みになり、大人の元気は子供の元気にもなるんですね。
 
宮崎 そうなんです。そうした望外の手応えを感じながら、第二期目には宮城県でも大きなイベントを実施できました。
東日本大震災で甚大な津波被害をうけた宮城県の名取市で、名取市の中学校や小学校の皆さんも参加頂いたイベントを開催しました。
仙台市に拠点のある会員企業の皆さんに、一日副顧問として、イベントに参加頂きました。
 
内藤 年末に開催する福島・関東の中学生の交流会に並ぶ大きなイベントでしたね。

このプロジェクトに賛同頂く会員企業さんが、イベントを実体験してプロジェクトの価値を実感され、イベント参加者は会員企業の皆さんに大きな感謝の念を抱いて下さった。

宮崎 年末のイベントは開催地が東京・横浜で、福島の子供達が遠征する形になりますよね。
ところが宮城県名取市でのイベントは、東北管内で実施できました。
そのおかげで、仙台を中心とする会員企業の皆さんに、自分達が支援しているプロジェクトの実際を体験頂けました。

アスリートの皆さんの巡回指導やイベント参加費用など、友情ネットプロジェクトの活動資金は、この活動に賛同頂いた会員企業の皆様によってすべて賄われていますので、非常に重要な役割を担っていただいています。
すべての会員の皆様が、東北や福島の未来を担う子供たちへの支援となればと、貴重な費用を提供いただいている訳です。
なるべく活動内容を知って頂けるよう情報発信しているのですが、是非、機会があれば活動にも参画いただき、会員の皆様のご支援がどのような形で子供たちに伝えられているのかを、身をもって知っていただこうという思いで参加をお願いしたのです。
 
内藤 会員企業の皆さんは、イベント当日、とてもはりきって下さいました。おかげで会場が大盛り上がりでした。
 


宮崎 そうなんです。結果は、想像を越えたものでした。
参加頂いた会員の皆様に、実感をもって、支援いただいている事がどんなことなのか、いかに子供達に夢や希望や喜びをもたらしているのかを、実感をもって理解頂きました。

そして、イベントに参加した中学生や御家族、学校関係者の皆様が、どのような企業のどのような人々が、どれ程の思いをもってこの活動を支えているのかを目の当たりにし、その支援の思いを大きな感謝の気持ちをもって受け止めて頂けました。
大変に嬉しかったし、とっても有難かったですね。
 
今後、友情ネットは、継続する事が重要。
エールには、元アスリートという人並み外れた人達を社会に活かす場を作り続けて欲しい。
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