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原
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今は男子が増えたから、練習前の遊びでヒートアップしてグチャグチャ揉めたりして。
だから全員整列させたあとにその二人を前に出して「理由を説明しろ」って(笑)。
そしたらまた「そっちが最初に」「おまえからやっただろ」って始まったから「もういい。握手しろ」って(笑)。面白い。
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内藤
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バレーだけをしっかりやるっていうスタイルとの違いがその辺りにありますよね。
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原
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そう。定期っていう意味合いがそこにあるんだと思う。
単発だったら、キッチリと技術を提供すればいいんだけど。
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内藤
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少しずつ成長の手応えを自分で掴んでくれるところが嬉しいですよね。
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原
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構えが違うもん、うまくなってくると(笑)。
問題児っぽい子がいつの間にか「ドンマイ、ドンマイ!」とか、励ますようになりますからね(笑)。
この間も男子が二人で来て、初心者クラスから経験者クラスに上がりたいって。
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内藤
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そういうことですよねぇ。
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原
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そういうことですよぉ。
子供って、学校っていう社会の中で気を遣って生きてる。
そういうのが無くなる瞬間なんだと思う、あの楽しそうな感じは。
スポーツとして自我が出せるし。「悔しい」とか「楽しい」とか。
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内藤
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親でも先生でもない大人と仲良くなれるっていう楽しさもあるかもですね。
じゃあ、やっぱり欠かせないってことですね。
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原
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そうです。欠かせない。
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