内藤
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岩屋さんは女子バスケットで国内9連覇、アトランタ五輪出場と輝かしい経歴をお持ちですけど、バスケットとはどんな風に出会われたんですか?
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岩屋
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ちょうどミニバスケット教室が4年生の頃に始まり、みんなが行くって言うので私も一緒に参加したのが始まりです。
その頃はバスケ以外にも水泳、ソフトボール、子ども会の行事で相撲まで (笑)。田舎は地域の活動も多かったので色々やっていました。
でもその中でもバスケが一番楽しくて自然な流れでバスケに打ち込んでいくようになって。
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内藤
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ボール競技に限らずスポーツに親しんでいたんですね。
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岩屋
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そうですね。
それで中学に行ったら、先生もしっかり指導して下さり、土日も休みなく練習してましたね。
でも、いま自分が指導する側になって思うと、大人がそこまで休みなく子供につきあえるってすごいと改めて思います。
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内藤
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本当ですね。いま思ったらありがたいです。
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岩屋
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そんな風に指導者に恵まれて、おかげで地方大会に優勝し、この大会で強豪校の先生の目にとまったんです。
もしそれがなければ普通に進学して保育士さんを目指していたと思う。
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内藤
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保育士さんですか。当時から子供がお好きだったんですね。
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岩屋
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内藤さんのバレーとの出会いは?
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内藤
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私も同じように田舎で育って、そこで長身者の選抜で選ばれて。
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岩屋
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へえ。うらやましい(笑)。どれくらい大きかったの?
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内藤
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中1で170センチ(笑)。中二でもう今の身長なんです。
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岩屋
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おぉ。それは選ばれるよ。
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内藤
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でも強豪校の子供達にまじって、全国の厳しい先生達に走り方から叱られたりして。帰りたかったです。
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岩屋
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わかる(笑)。いま思ったら貴重な経験なんだけどね。
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